ぴょんさんのこと

「自分はこういう人間だ」と認識していても、そこにはこうでありたいという理想が混じっていて現実とは違うということは本当はわかっている。

本当は身勝手で自分の都合しか考えていない。

 

ある人に対して、ここまで自分勝手になれるものかと呆れるほど酷い対応をしたり歪んだ感情を抱いている。彼はわたしにとって「特別」な存在であるけれど、決してわたしの所有物ではない。そして彼にとってはわたしは「特別」ではない。

わたしでは彼のことを大切にできないことは、十分わかっている。だから彼が誰かと大切にしあえる関係を築いていくことは嬉しい、わたしにはできないから。そう思うのに、寂しい。わたしのことをいちばんに想ってほしい。返せないのに与えてほしい。

こうやって文章にしてみると、本当に自分が屑だってわかる。ずっと前から知っていたけど。なんでこんななんだろう。

 

彼といればわたしは自分を何より大切にしてしまうから、一緒にはいられない。ずっと前からそう思っている。たまに揺らいだりもするけど、やっぱり結論は変わらない。どうして彼のことを大切にできないんだろう。彼はわたしの「特別」なのに。

彼に牽制されてショックを受けることすら身勝手だ。彼が大切にするのはわたしではない。

わかっているはずなのに、わかっていない。どうしようもない屑だってことは気付きたくないのに、突きつけられる。

1800日とちょっと

根が中二なわたしは、二十歳くらいから、毎年誕生日付近に5年後の自分に宛てた手紙を書いている。

基本ルールとしてあるのは、5年後のわたしに手紙を書いた後、5年前のわたしからの手紙を読むということ。

今日、5年前の今頃に書かれたそれを読んで驚いたことは、手紙を書いた場所が同じだったこと。思い出してみれば、確かに同じ喫茶店で書いた記憶がある。

5年も経つと人生かなり変わるだろうと思うのに、なぜかびっくりするくらい変わっていない。ちょっとちゃらんぽらんになったなってくらいしか。

この5年間で蓄積されたものって何かあるんだろうか、考えても全然思いつかない。

仕事して、目先の楽しい好きなことに手を伸ばしている日々。それはそれで毎日満たされているんだけれど、何かが構築されているわけでは無いし、なんというか「ぺらい」のだ。薄っぺらい5年間。楽しいだけでもいいと思う気持ちもあるけれど。

そして根が中二なわたしは、ケツメイシの東京を聴いて胸をなんとなく苦しめては酔うのだ。

特別な力が隠し持たされているとはさすがに思えないけど。

よむよむ

読んだマンガ記録

テンペスト(6) (KCx)

弱虫ペダル(37)(少年チャンピオン・コミックス)

ドリフターズ(3) (ヤングキングコミックス)

惡の華(11)<完> (講談社コミックス)

昭和元禄落語心中(7) (KCx)


今後読みたいマンガ

消失

ナイロン100℃の「消失」が12月に再演!

映像で観たことあって、劇場で観たかった演目だから嬉しい。出演が初演と一緒ってのも嬉しい。

カラフルメリィも劇場で観たいな。

ちょっと先の話なので忘れないようにメモメモ。

もしも逢えた時は誇れる様に

前回の記事は11月、去年。

たまたま2014年の漢字を清水寺で見る機会があって、自分自身の漢字はなんだろうかと考えてみたら、割とすぐに浮かんだ漢字はネガティブな意味で、実にわたしの2014年を表していると思った。それもあって2015年は良い意味を持つ年にしたいなぁと前向きなことを思ってスタートした。良いことだ。

今更振り返っても間抜けだから、ほんの少し。終わりのほうはとにかく靄がかかっている正体不明なものに焦って悩んでた。今はそこまで思い詰めてはいなくて、いろんな事柄が少しずつ混ざり合って何かしら影響を与えるんだろう。3月になってみないとわからないけれど、このままの状態をキープできればどうにか乗り越えることができる気はする。

 

わたしが今の仕事をしているきっかけを造った人、わたしにとって「雲の上の存在」の人に会った。会ったというか仕事をした。大きな括りで捉えれば同じ業界で仕事をしているけれど、立場で言えば「王貞治」と「地方草野球チームの新人」くらい縁遠い人。だからか正直実感が湧いていなくて、実際打ち合わせもしたのにも関わらず、薄ぼんやりと「会ったんだよな?」と半信半疑のままだ。舞い上がっているわけでもない。どうしてこんなぼやぼやした状態でいられるのか。

わたしが大切だと思っているように、同じようにそれ以上に大切に思っている人がたくさんいることを最近ようやく気が付いた。それは責任とか重圧とかプレッシャーとかそんな言葉に表されるやつで、それをもっときちんと受け止めないといけない。受け止めていないからぼやぼやしてるんだと。

偶然と運とほんのちょこっとのやる気で得たこのポジションは、すごく恵まれていて羨む人がいることは知っている。きちんと自分の立ち位置で背筋を伸ばして立たないと、きっと簡単に吹き飛ばされてしまうよ。

昨日より今日が素晴らしい日なんて

ふと自分に転機があったか考えてみた。大げさには言えないけれど、あるとすれば23歳か。

よく今の自分の年齢の時がターニングポイントだったという人の話を聞くので、少し早く今年を振り返ってみたけれど、なんともまあ感情がふらふらしてた年でちょっと笑えしまった。この先生きていった時、決してターニングポイントだったとは言えないだろう。

でも思い返すと小さなことから大きなことまでもやもやぐずぐずと思い悩んでいて、ちょっと面白いなあと客観的に思える面もある。これはこれでありなのだろう。

あと変化があったのは仕事か。今までなんとかやってこれたことができなくなって、初めて無意味なことをしていることに辟易として辞めたいと思った。責任感の無さや自分の実力の足りなさが明らかになって自分自身を恥ずかしい人間だと思った。

仕事に関しては今後のことも踏まえて、もうちょっと真面目に考えなくてはいかん。

 

そうそう、最近知ってびっくりしたことがあった。syrup16gが再結成していたこと。

正直解散したときはほとんど聴いていなかったからあんまり感傷的にならなかったけれど、久しぶりに聴きたいなと思った。ライブに行ってたのは10年も前なのか。

間違っているような、それでもいいような

こんな歳にもなって、こんなことしていちゃだめだろうとは思う。

罰せられることではないけれど、褒められることでもない。誰に迷惑をかけるわけでもないけれど、いい顔はされない。

一時的なものじゃなくてずっと続くものにしたいと思うのに、面倒になって一瞬の楽さに釣られる。

ずっとずっと同じようなことになっていて、でも少しづつ悪いほうに行っている。

割り切れてしまえば何ともないんだけど、割り切ってしまってよいのかがわからない。

 

だめだ、言葉が見つからない。