泣くということ

山本文緒の小説を読んでいて気がついたのだけれども、最近自分自身に関係することで泣いていない。
「いかにも」な小説や映画で泣くことはあっても、それは題材があるものに対しての泣きであって、自分にふりかかっていることへの泣きではないし。
そうやって改まって考えてみると、泣くっていうことだけじゃなくて、感情表現全般が薄くなっている気がする。
もともと乏しいんだけれど、適当にすましているみたい。
こうゆうのって近い将来大きなしっぺ返しが来る気がして怖い。
でも本当に、考察とかも、うすーくあさーくなっているから、つまらない人間になったものだよ。